柔道の最高段位

柔道の最高段位って何段なんですか?という疑問に対する回答です。そしてその最高段位者は何人くらいいるのでしょうか。

 

 

柔道の最高段位とは

●一般的には柔道の最高段位は十段という認識である。

 

●だが嘉納治五郎は「初段より昇段して十段に至り、なお進ましむるに足る実力ある者は十一段十二段と進ましむること際限あるなし」と述べており実際には上限がない。

 

●ただ上限がないといっても過去十段以上に昇段した者はいない。

 

●段位というのは修行年限というものがあるので、その年限を過ぎないと次の段には上がれない。なので存命で十段のものは非常に稀で数人程度である。

 

●なので正確には「過去取得された段位の中で最高は十段」というのが正しい認識だろう。

 

●十段は12万中1人しかなれないといわれているらしい。どんだけ難しいの・・・・。

 

●存命中でも十段所有者は数人程度、故人を含めても15人しかいないという非常に狭き門なのである。

 

●十段をとるには当然昇段試験に合格しなければならない。

 

●初段以上の試験は試合・柔道形の演武・筆記試験の3つの総合評価によって判定される。

 

●段位を取得できると正式に講道館への入門が認められ黒帯の着用も認められることになる。