柔道の審判ライセンスの種類や取得方法
柔道の勝敗は審判の判定にゆだねられています。判定は正確でなければならず、審判によって異なるなんてことがあってはいけません。
その為審判になるにはその正確性を信頼つけるライセンスを持つ必要があります。今回はそのライセンスの種類や取得方法を紹介しています。
柔道の審判ライセンスの種類
柔道の審判ライセンスには全日本柔道連盟が認定するA〜Cの3つの資格があります。それぞれの詳細を以下に記します。
Aライセンス
全柔連が主催、または主管する全国的大会の審判員となる資格のこと。
受験資格・・・年齢は30歳以上満55歳まで。柔道経験が15年以上、6段以上。B取得後3年以上の審判経験があり、指導者登録した地区の推薦を受けた者。
Bライセンス
地区柔道連盟が主催、または主管する大会の審判員となる資格のこと。
受験資格・・・年齢は27歳以上。柔道経験が12年以上、4段以上。C取得後2年以上の審判経験があり、指導者登録した都道府県の推薦を受けた者。
Cライセンス
都道府県柔道連盟(協会)およびその加盟団体が主催し、または主管する大会の審判員となる資格。
受験資格・・・年齢は20歳以上。有段者であること。都道府県において指導者登録し、かつ講習会に出席し認可された者。
※全日本柔道連盟公認審判員規定pdfより引用
なおA・Bライセンスに関しては実技だけでなく筆記試験も行われます。筆記試験では柔道についての知識や理解、規定の解釈や審判員の心得などが問われるようになっています。過去問もありますので、受験を考えている場合は確認しておきましょう。