柔道整復師とは?資格取得方法

柔道整復術は常に怪我と隣り合わせの柔道家にとっては欠かせない存在です。今回は柔道整復師の仕事内容や資格の取得方法についてのお話です。

 

 

柔道整復術とは

柔道整復術というのは柔道における脱臼や打撲、ねんざといった損傷に対し、独自の手技によって整復や固定を行い、人間のもつ自然治癒力を引き出すことで治療する治療術のことです。

 

柔道は受け身を重視する格闘技ゆえ、他の格闘技と比較して打撃などによる大きな怪我をすることは少ないです。

 

しかし体を組んだり投げたり、関節を極めたりといった技を多様する性質から、脱臼・骨折・捻挫などの怪我をすることは多いです。

 

柔道整復術はそういった怪我に対して効果を発揮する治療法であり、そのような施術をほどこす資格を持つ者のことを柔道整復師といいます。

 

柔道整復師になるには

柔道整復師は国家資格であり、その免許は厚生労働大臣が与える決まりとなっています。

 

毎年1回行われている国家試験に受かる必要がありますが、その受験資格を得るには特定の養成施設や学校で3年以上解剖学・生理学を勉強しなければいけません。

 

柔道経験について

柔道整復師になるために必ずしも柔道経験は必要ありません。

 

ただ知っておくにこしたことはないので、養成施設では柔道の実技の受講を必須にしているところもあります。