柔道の投げ技の種類

柔道における投技の種類とそれぞれの特徴を紹介しています。

 

柔道の投技とは

柔道における投技というのはそのままの意味で相手を投げる技のことです。投げて対戦相手の背中を畳に着けることを目的としています。ただし関節を極めながら投げるやり方は投技とはみなされません。

 

 

投技の種類

講道館柔道における投技のやり方は67本あります。それぞれ腰技11本、足技21本、真捨身技5本、横捨身技15本です。以下はそれぞれの簡単な解説です。

 

腰技

腰を主に使い掛ける投技です。腰技に分類される技には跳腰・払腰・腰車・大腰・袖釣込腰・釣腰・浮腰・後腰・移腰の11本があります。

 

足技

主に足を使う投技のことです。全21本あり、有名なものだと小内刈りや大内刈り、内股などですね。柔道評論家である工藤雷介さんは「柔道は足技で始まり足技で終わる」と語っていたほど足技の重要性を訴えていたそうですが、足払いの名手がでてこないことを嘆いていたのだとか。

 

真捨身技・横捨身技

捨身技というのは自ら倒れ込みながら相手を投げる技のことです。「体を捨てる」という意味合いからです。その倒れ込む方向が後ろなのが真捨身技、横なのが横捨身技となっています。