柔道で勝つための食事メニュー

柔道のような格闘技に丈夫な体は必要不可欠。その為には日頃からの栄養・食事管理は欠かせません。しかし柔道において力を発揮するためにはどのような食事メニューがふさわしいのでしょうか。

 

理想的な食事メニューとは

理想的な食事メニューというとまず栄養バランスが整っていることが大前提なので、どんな栄養素がありそれぞれどのような役割を持っているのか、その栄養素がどんな食べ物に含まれているのか、などということを知ることが大切です。

 

ざっくりとした例をあげれば以下のようなメニューはスポーツをする上で必要な栄養がバランス良く整っていて理想的といえます。

 

主食・・・ご飯やパン

ご飯やパンに含まれる炭水化物(糖質)はスポーツをするためのエネルギー源です。糖質が枯渇した状態で運動をすると筋肉が分解されて筋力低下や体重減を招くので注意しましょう。

 

おかず・・・肉・魚・野菜

トレーニングにより破壊された筋肉の修復、そして形成には肉や魚から摂取できるタンパク質が必要不可欠です。
また野菜に含まれるビタミンやミネラルは回復を促進したり、免疫機能を向上させます。

 

 

デザート・・・果物

野菜でもビタミンは摂取できますが、火を通したら失われるのが難点。その為その分は果物を生で食べることで補完できます。また柑橘類などクエン酸が多く含まれるものを食べると疲労回復に絶大な効果があります。

 

飲み物・・・牛乳・ヨーグルト

柔道で最も多い怪我は骨折です。受け身など故障防止の術を熟知しておくことも大切ですが、骨の材料となるカルシウムを牛乳やヨーグルトなどの乳製品で補給しておくことも非常に大切です。

 

とくに試合前の食事メニューの栄養バランスを整えることは大切です。大事な試合を前にするとストレスで免疫力が低下したり胃腸が敏感になったりして風邪や下痢などをおこしやすくなってしまうからです。

 

プロなどは栄養士がついて徹底的な食事管理を行ってくれる場合が多いのですが、一般人となるとそうもいきませんよね。だから「自分で出来る」ことが大切になってきます。