柔道の帯の刺繍

柔道の帯の刺繍に関するお話です。刺繍の規定に関する注意点や裏抜けあり、裏抜けなしそれぞれのメリットデメリットなどを紹介しています。

 

 

規定について

●柔道の帯の刺繍は帯の一方の端にのみ許される。

 

●刺繍していいのは片側のみで所有者名や所属の表現に限られている。

 

●両方に刺繍されているものや、許可されない刺繍をしている場合は失格になる可能性があるので注意すべし。

 

●名前の反対側に四字熟語の刺繍入りの帯をしている人もいるが、そういった帯は試合では使わないほうがいいだろう。

 

裏抜けなしか裏抜けありか

●帯の刺繍には裏抜けありとなしがあるが、どちらにもメリット・デメリットがあるので好みで選ぼう。

 

●裏抜けなしというのは生地に刺繍をしてから帯を作るので帯の長さを自分で決められるというメリットがある。自分にあった帯にしたいなら裏抜けなしが基本。

 

●ただ裏抜けなしの場合特注のようなものなので納期に時間もかかり高額になる・刺繍した上からミシンかけをするため名前が見えづらいというデメリットもある。

 

●裏抜けありというのは市販の帯に直接刺繍をいれてつくるため早く出来上がりかつ安価、名前がみやすいというメリットがある。

 

●しかし裏抜けありは裏面がごちゃごちゃしていて格好悪い、裏から刺繍がほつれることがあるなどのデメリットがある。

 

帯の刺繍の色は下地の色に合う色にするといいですよ!黒帯なら金色が合うと思います。